任期満了（2023年3月末）に伴う岡山大の学長選考で28日、候補者の3氏が出そろった。学内向けの公開ヒアリングや教職員への意向調査（投票）を経て、11月21日に開かれる選考会議で適任者が決まる見通し。
候補者は、前岡山大病院長で川崎医科大特任教授の金澤右氏（67）、岡山大理事（研究担当）・副学長の那須保友氏（65）、同（教学担当）・総括副学長の舟橋弘晃氏（60）。
選考会議は学内、学外各5人の委員10人で構成。候補者の業績や所信に関する書類審査、委員による公開ヒアリング、教職員対象の意向調査の結果を踏まえながら、人格や経営能力、発信力などを総合的に判断して決定する。
学長の任期は1期目4年、2期目2年の計6年制。現学長の槇野博史氏（74）は17年4月に就任し、現在2期目。
