男子は長崎工9年ぶりV、女子優勝は長崎西 全国高校バスケ長崎県予選

(写真右から)【男子決勝、長崎工―長崎西】第2クオーター5分、長崎工のフォワード小坂がシュートを放つ、【女子決勝、長崎西―鎮西学院】第3クオーター7分、長崎西のガード中村がシュートを狙う=県立総合体育館

 バスケットボールの第75回全国高校選手権(ウインターカップ)長崎県予選最終日は3日、長崎市の県立総合体育館で男女の準決勝、決勝が行われ、男子は長崎工が9年ぶり2度目、女子は長崎西が2年ぶり7度目の優勝を飾った。両校は全国大会(12月23~29日・東京)に出場する。
 男子決勝の長崎工-長崎西は、長崎工が64-69で入った第4クオーターに高嶋、小坂らフォワード陣の得点で徐々に差を詰めると、93-93の残り13秒でガード堤がスチールからの速攻を決めて勝ち越し。終了間際にもガード木村一がスチールから追加点を奪った。長崎西は尾﨑と馬場のガード2人で58得点と気を吐いたが、長崎工が98-94で競り勝った。
 女子決勝の長崎西-鎮西学院は、長崎西が第1クオーターを12-8で発進すると、第2クオーターもフォワード川口、清水らの得点を足掛かりにリードを広げ、35-25で前半を折り返した。後半はガード中村の個人技などで相手のゾーンディフェンスを攻略。鎮西学院もガード馬場を軸に接戦に持ち込んだが、最後は長崎西が粘る鎮西学院を66-59で退けた。
 ウインターカップの組わせは24日に発表される。


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