自民長崎県連 教団との「関係遮断」要請 立候補予定者から誓約書

 自民党長崎県連は4日までに、来春の統一地方選の公認候補擁立を巡り、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側と今後関係を持たないとする誓約書を立候補予定者に求める方針を決めた。
 10月下旬に党本部から地方組織に向けて出された、教団側との「関係遮断」を求める通知を受けた対応。県連によると、「活動の社会的相当性が懸念される組織・団体からの不当な政治的影響力を受けること、その活動を助長すると誤解される行動を慎む」とする党の行動指針などを順守するよう県内各支部と各立候補予定者に要請する。各支部が上申した立候補予定者に対し、県連が誓約書の提出を求める。
 県連は12月11日に選挙対策委員会と常任総務会を開き、第1次公認を決定する予定。

© 株式会社長崎新聞社