明日ついにMVP発表 チームメイトが1位&2位なら22年ぶりの快挙

日本時間の明日11月18日、いよいよ両リーグのMVPが発表される。アメリカン・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、大谷翔平(エンゼルス)、ヨーダン・アルバレス(アストロズ)、ナショナル・リーグはポール・ゴールドシュミット(カージナルス)、ノーラン・アレナド(カージナルス)、マニー・マチャド(パドレス)がファイナリスト入り。もしカージナルスの2選手がMVP投票でトップ2フィニッシュを果たした場合、2000年ジャイアンツのジェフ・ケントとバリー・ボンズ以来22年ぶりの快挙となる。

メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、両リーグで東西2地区制が導入された1969年以降、MVP投票でチームメイトが1位と2位にランクインしたのは6度しかないという。1971年アスレチックスのバイダ・ブルーとサル・バンドー、1976年レッズのジョー・モーガンとジョージ・フォスター、1983年オリオールズのカル・リプケンJr.とエディ・マレー、1989年ジャイアンツのケビン・ミッチェルとウィル・クラーク、1990年パイレーツのボンズとボビー・ボニーヤ、そして2000年ジャイアンツのケントとボンズだ。

同じチームにMVP級の活躍を見せた選手が複数いた場合、票が割れてしまうケースもあり、チームメイトが1位と2位にランクインしたケースは意外なくらいに少ない。先述の6例を見ても、1971年ア・リーグは2位と3位(オリオールズのフランク・ロビンソン)が12ポイント、2000年ナ・リーグに至っては2位と3位(メッツのマイク・ピアッツァ)がわずか8ポイントという僅差である。ゴールドシュミットとアレナドが1969年以降で7度目となる快挙を達成できるか注目だ。

ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)
151試合 打率.317 35本塁打 115打点 7盗塁
出塁率.404 長打率.578 OPS.981 bWAR7.8 fWAR7.1

ノーラン・アレナド(カージナルス)
148試合 打率.293 30本塁打 103打点 5盗塁
出塁率.358 長打率.533 OPS.891 bWAR7.9 fWAR7.3

マニー・マチャド(パドレス)
150試合 打率.298 32本塁打 102打点 9盗塁
出塁率.366 長打率.531 OPS.898 bWAR6.8 fWAR7.4

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