落葉積もる里山を疾走 3年ぶり「トレラン益子」に150人参加【動画】

益子の里山を舞台に開かれた「トレラン益子」

 未舗装の山道を走るトレイルランニングの大会「第7回トレラン益子」が3日、栃木県益子町上大羽の尾羽の里交遊館を発着点に開かれた。県内外から約150人が参加し、雨巻山などの益子の里山を駆け抜けた。

 大会は雨巻山の登山道を整備する「益子いくべ会」を母体とした実行委員会が主催する。新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となり、開催は3年ぶり。

 コースは例年通り雨巻山や三登谷山を巡る約17キロ。参加者は落ち葉が積もる山道などを走ったり歩いたりして楽しんだ。ゴール後は上大羽自治会が用意したおにぎりなどが提供された。

 優勝した茨城県ひたちなか市、会社員青木純(あおきじゅん)さん(35)は「優勝できて良かったが、目標のタイムには及ばなかった。アットホームな大会で楽しかった」と笑顔を見せた

益子の里山を舞台に開かれた「トレラン益子」

© 株式会社下野新聞社