ホリデー・ウィークエンド 〜 ヘキセンハウス風

シンプルなパウンドケーキをクリスマス仕様にしました。 ヘキセンハウスよりもずっと簡単で、少ない材料で作れます。 何かと忙しいクリスマス準備。 バターや卵を常温に戻す時間が不要で、混ぜるだけのジェノワーズ法にしています。 キメの細かい生地になり、ベーキングパウダーなしでも生地全体が均一にふんわりと膨らみます。 日持ちもしますので、パーティーやプレゼントにぜひどうぞ! ※数日前に準備する事を想定して、しっとり感を持続させる転化糖を加えています。転化糖がオススメではありますが、はちみつor水飴で代用したり、全く加えなくても作れます。 ※翌日以降のしっとり感は 転化糖 > はちみつor水飴 > グラニュー糖のみ の順です。 転化糖はグラニュー糖の1.2倍、水飴は0.7倍の糖度ですので、分量を調整しています。 ※はちみつの場合は品種によって独特の風味が出ます。一歳未満のお子様には与えないようご注意ください。

by Michiruさん

このレシピの材料


数量:スリムパウンド1台分

パウンドケーキ

無塩バター(できれば発酵バター)… 60g

卵… 1個(殻を除いて60g)

薄力粉… 60g

塩… ひとつまみ

細目グラニュー糖… 54g

転化糖(または水飴orハチミツ)… 5g(水飴の場合は8g)

【転化糖類がない場合】追加用 細目グラニュー糖… 6g

グラスアロー

粉糖(コーンスターチの入っていないもの)… 100g

レモン果汁… 10g

水… 10g

飾り付け(任意)

巻チョコ スィート 180g(約130本)… 適量

ホワイトコポー… 適量

cotta アラザン シルバーミックス 10g… 適量

cotta ルセーラ ホワイトチョコ(コーティング用)300g… 適量

転写シート… 適量

cotta フリーズドライストロベリーホール 10g… 適量

下準備


薄力粉をふるう バターと転化糖(または水飴、はちみつ)を湯煎または電子レンジで一緒にとかし、人肌程度に保温しておく オーブンを190度に予熱する

パウンドケーキ


1.型にオーブンシートを敷く

2.卵とグラニュー糖(転化糖類を入れない場合は追加用のグラニュー糖も入れる)と塩を湯煎にかけてホイッパーで混ぜながら36度程度に温め、湯煎からはずしてハンドミキサーの中速でもったりするまで泡立てる。 (すくうと積もりゆっくり消えていく感じです。ここまで3-4分ほどかかります)

3.ふるった薄力粉を2度に分けて加え、都度ハンドミキサーの低速で10秒程度混ぜ、ゴムベラで粉が見えなくなるまで混ぜる。 ※腰折れするとお家の形に影響するため、ハンドミキサーでしっかり混ぜます

4.バターと転化糖類を合わせて溶かしたものを2回に分けて加え、都度ハンドミキサーの低速で10秒程度混ぜ、最後はゴムベラでしっかり均一に混ぜる ※バターが馴染んでいない場所があるとバターの筋ができるので、混ぜすぎを恐れずしっかり混ぜましょう。スポンジケーキよりもバターの量が多いので、グルテンが形成されすぎる心配は不要です。

5.型に入れ、オーブンを170度に下げて30分程度焼く。焼きムラを防ぐため、15分経ったら反対向きにする。

6.焼き上がったら型ごと硬い台に数回打ち付けて蒸気を抜く。 ※腰折れするとお家の形が崩れてしまうので、必ず行ってください

7.折れないようにそっと型から出し、完全に冷ます。 冷めたらぴっちりラップで覆って乾燥を防ぐ。

8.型から外し、お好みの長さにカットする

9.端はカットして切り落とす

10.三角屋根のお家型になるようカットしていく

11.長いお家の場合、屋根と壁の境目になるラインの目安として、ケーキのサイドに印をつけるとやりやすい

12.粉糖にレモン汁と水を一度に加え、なめらかになるまでホイッパーまたはハンドミキサー で混ぜる。 ゆっくり流れ落ちるくらいまで、水を数滴ずつ入れて調整する。 入れ過ぎたら粉糖を足す。

13.余分なグラスアローを回収するため、バットとラップの上にケーキクーラーをセットする。 この上にケーキをおいて作業し、グラスアローが足りなくなったら、ラップに流れ落ちたものを回収して再利用する。

14.ゴムベラやスプーンでグラスアローをかけ、完全に乾く前にホワイトコポーやアラザンで飾る。 ※多少ムラがあるほうが雪っぽく仕上がります。 ※全面にかけても、屋根のみでも、お好みで大丈夫です。 ※半乾き状態のところに2度掛けすると、屋根から流れおちる雪のようになり、それもかわいいです。

15.コーティング用ホワイトチョコ(またはテンパリングしたチョコ)を湯煎で溶かし、転写シートのザラザラした面に流して、乾かしてからシートをはがす。 温めたナイフで目的の大きさにカットする。

16.乾いてしまうと煙突が刺しにくいので、温めたナイフで穴を開けてから刺す。

17.こちらは余ったチョコでフリーズドライいちごをコーティングし、底に転写シートで模様をつけた飾りです

© 株式会社TUKURU