2023年用年賀状の受け付けが15日、全国一斉に始まった。岡山市北区中山下の岡山中央郵便局では、来年のえと・卯（う）の置物を飾った専用ポストがお目見え。朝から人々が投函（とうかん）した。
午前9時に受け付けが始まると、高齢者らが窓口ロビーの専用ポストに書きためた年賀状の束を差し入れていった。80枚を送った女性会社員（54）＝同市中区＝は「県外の友人に会いたい気持ちを伝えた。メールも便利だが、文字を書きながら相手のことを思う時間も大切にしたい」と話した。
この日は年賀状を出した先着50人に祝い箸をプレゼント。同郵便局は「元日に届けるには、25日までに投函を」と呼びかけている。
全国の年賀はがきの当初発行枚数は、前年より約1割少ない約16億4千万枚で、過去最少となっている。
