工芸、書、水墨画…多彩な2千点 岡山 子ども支援のチャリティー展

チャリティー展に並んでいる絵付きの皿やガラス細工

 岡山県内を中心とした画家や工芸作家らのグループ「こいしてるかい」が、児童養護施設などを支援する恒例のチャリティー展を岡山市中区倉田のカレー店「ボン・ヴォイージ」のギャラリーで開いている。27日まで。

 メンバー66人が2千点以上を展示販売。しめ縄がピンクや紫に染められた正月飾り、ガラス細工の鏡もち、天然石のアクセサリー、絵付きの平皿など多彩な作品が集まる。

 来年のえと・卯(う)にちなんだ出品も多く、備前焼やひょうたん、木などで作ったウサギの置物が並ぶ。「卯」をしたためた書やキャラクター化したウサギの水墨画も目を引く。

 チャリティー展は2007年から毎年開き、16回目。売り上げの一部を児童養護施設の新天地育児院(同門田本町)や、東日本大震災で被災した福島県内の子ども支援団体などに贈る。グループは「新しい作家も多く参加し、目移りするほど作品がそろった。支援に協力してほしい」としている。

 午前10時~午後4時。日曜休み。問い合わせは同店(086―277―2201)。

備前焼の置物や食器も集まった

© 株式会社山陽新聞社