「まずは経済活性化の政策を」元市議の萩原氏が出馬へ 来年4月の佐世保市長選

萩原活氏

 任期満了に伴う来年4月の佐世保市長選に、元市議の萩原活氏(63)が立候補する意向を固めたことが16日、分かった。月内にも表明する見通し。
 萩原氏は佐世保市出身。県立佐世保工業高卒。2015年の市議選で初当選した。2期目途中の21年秋、自民党を離党し、衆院選長崎4区に出馬して落選した。
 萩原氏は、長崎新聞の取材に対し、「衆院選でいただいた多くの支持に感謝している。同時に県北、佐世保を引っ張る力が不足していると感じていた」と出馬の理由を説明。「人、家族、佐世保への愛を大切にする政治を目指したい。まずは経済活性化の政策を打ち出す」と話した。
 次期市長選を巡っては、4期目の朝長則男市長(73)が不出馬を表明。元衆院議員の宮島大典県議(59)=佐世保市・北松浦郡区=と、市議の橋之口裕太氏(39)が無所属での立候補を表明している。


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