岡山県内は19日、強い寒気の影響で厳しい寒さとなった。朝の最低気温は岡山市中心部で氷点下3.6度(平年1.7度)となるなど、全16観測地点で氷点下を記録。日中も気温は上がらず、北部の2地点で終日氷点下の「真冬日」となり、雪に見舞われた。
最低気温は奈義町氷点下8.4度(氷点下1.2度)、津山市同5.8度(同0.1度)など。全地点で平年を7.2~2.4度下回り、12地点で今季最低だった。最高気温も軒並み低く、新見市千屋氷点下1.7度(6.1度)、真庭市蒜山上長田氷点下1.2度(6.7度)。岡山市中心部は6.3度(11.2度)だった。
北部の積雪は新見市千屋で37センチ、真庭市蒜山上長田で24センチ。新見市では雪かきに追われる住民の姿が見られた。
岡山地方気象台は「20日まで寒気の影響を受けるが、21日には高気圧に覆われ平年並みの気温に戻るだろう」としている。