新年を前に大忙し 宇都宮の池田竹店で門松作り【動画】

門松作りが進む作業場=21日午前11時15分、宇都宮市泉町

 正月に玄関先や門前に飾る縁起物の門松作りが、栃木県内の竹店で大詰めを迎えている。

 宇都宮市泉町の「池田竹店」は、秋ごろから市内産の孟宗竹(もうそうちく)などの材料を厳選し、12月上旬に作業を始めた。3尺5寸(約1.05メートル)~7尺(約2.1メートル)までの門松約140組をホテルや飲食店などに納品する。

 21日は従業員ら12人が、竹の先端を斜めに切り込んだり、竹を縄でまとめたりする作業を分担して行った。

 池田昌可(いけだまさよし)社長(68)は「選び抜いた材料を使い丁寧に仕上げた門松とともに、健やかな新年のスタートを切ってほしい」と話した。

門松作りが進む作業場=21日午前10時55分、宇都宮市泉町

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