お菓子や米 サンタ姿でプレゼント コープ虹の会、児童養護3施設に

子どもたちに食品を手渡す「おかやまコープ虹の会」メンバーら

 生活協同組合おかやまコープ(岡山市北区奉還町)の取引業者でつくる「おかやまコープ虹の会」が23日、同市内の児童養護施設3カ所にお菓子や米を贈った。

 南野育成園(同北長瀬表町)には虹の会の秋山秀行会長や同コープの平田昌三理事長ら4人がサンタクロースなどに扮(ふん)して訪問。菓子パンやレトルトカレー、鶏肉といった食品を施設の子どもたちに手渡した。

 クリスマス会もあり、一緒にゲームやクイズを楽しんだ。子どもたちは歌やダンスでお礼の気持ちを伝えた。三宅嗣朗園長(72)は「大きな支援でありがたい。しっかり食べて力に変えて元気に新しい年を迎えたい」と感謝した。

 新型コロナウイルス禍でストレスを抱えがちな子どもたちを支援するために企画。この日は岡山聖園子供の家(同天神町)、市善隣館(同市中区西川原)も訪問。24日までにさらに県内8施設に届ける。

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