飼養ハチミツを天然ハチミツであると詐称して販売していた複数の韓国メーカーが摘発された。
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韓国の衛生当局である食品医薬品安全処（食薬処）は、飼養ハチミツを天然ハチミツと詐称して販売した7社を摘発し、管轄官庁に行政処分を要請し告発措置をとったと30日明らかにした。
天然ハチミツはミツバチが花ハチミツなど自然物を採集して作ったハチミツであり、飼養ハチミツは蜂に砂糖を与えて採密・熟成したハチミツである。 それぞれ韓国での価格は天然ハチミツが１キロあたり４～６万ウォン（約４千円～６千円）で、飼養ハチミツは１万５０００～２万ウォン（約１千５００円～２千円）ほどで、３倍ほどの価格差がある。
摘発された製品/食薬処
食薬処は天然ハチミツと表示された20製品を検査した結果、炭素同位体消費率が天然ハチミツの基準値を超えており、5製品が飼養ハチミツと判定された。
今回摘発された5カ所の飼養ハチミツメーカーは、飼養蜜を飼養したことを適切に表示せず、逆に製品の前面に「野生の花ハチミツ100％」「アカシアハチミツ」「柑橘類花蜜」などと表示し、堂々と虚偽表示した。 このうち2社は、まるで天然ハチミツの基準に適しているように表示し、虚偽の炭素同位体消費率を示した。
また、1社は、生産年度または生産年月日の未表示、他1社は飼養ハチミツの非表示で摘発された。
食薬処関係者は「今後も消費者を欺く行為など不法行為に対する取り締まりを強化し、国民が健全な食品を消費できるよう最善を尽くす」と述べている。
食薬処は先日、原価数百円の砂糖水を天然ハチミツと詐称し、１４億ウォンを売り上げた業者が摘発されている。
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