「晴れの国駅伝」24チーム出場 29日に3年ぶり開催

2020年の「晴れの国岡山駅伝」

 29日に3年ぶりに開催される市町村対抗の「第12回晴れの国岡山駅伝」(岡山陸協主催、山陽新聞社共催)の出場チームが11日決まり、県内13市6町から24チーム、306人がエントリーした。

 過去2年は新型コロナウイルスの影響で中止。開催の可否は、実行委が今後の感染状況を踏まえて最終判断する。

 登録ランナーのうち注目はともに倉敷高OBの円健介(駒大、笠岡市)と若林陽大(中大、岡山市北区)。先の箱根駅伝ではそれぞれチームの優勝、準優勝に貢献した。

 このほか、全国中学校大会女子1500メートル覇者のドルーリー朱瑛里(鶴山中、津山市)や全国高校駅伝男子を制した倉敷高の主将・後河藍(津山市)をはじめ、女子8位の興譲館高からは2年生エース奥本菜瑠海(井原市)らが名を連ねた。

 レースは午前11時にスタートし、岡山市の旭川・百間川ランニングコースを折り返す9区間42.195キロで争う。大会は地域の一体感醸成や競技力向上を目的に2012年創設。中学と高校、一般の男女混合でたすきをつなぐ。

 ◇…出場チーム…◇

 岡山市中区、同東区、同南区、同北区、倉敷市旧倉敷、同玉島・船穂・真備、同児島、津山市、玉野市、笠岡市、井原市、総社市、高梁市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、真庭市、浅口市、和気町、矢掛町、鏡野町、勝央町、美咲町、吉備中央町

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