「サクラ咲け!!」巨大絵馬と鳥居 14日から新見駅、受験生を応援

「サクラ咲け!!」とのメッセージを込めた絵馬

 受験シーズンに合わせ、JR新見駅や新見列車区などの社員らでつくる「JR西日本新見地区連絡会」は、船川八幡宮(新見市新見)の協力を得て、合格を祈る巨大絵馬と鳥居を作った。大学入学共通テストが始まる14日から同駅の改札口に飾り付け、受験生を応援する。

 絵馬は“ごうかく”に引っかけて五角形(縦1.6メートル、横1.8メートル)にしている。同駅にも停車する寝台特急「サンライズ出雲」が満開の桜並木の中を駆け抜ける姿をイメージした写真を全面にあしらい、「サクラ咲け!!」「大丈夫!自分を信じて」とのメッセージを添えた。

 赤色の鳥居は、高さ1.9メートル、幅0.45メートル。「合格への入り口をくぐる」という意味を込め、自動改札機を覆うように取り付ける。ICカード乗車券・ICOCA(イコカ)をかざすことで、さらに「合格にタッチする」との願いを重ねているという。

 いずれも5日に同八幡宮で合格祈願を受けた。

 竹本有喜駅長(60)は「『この改札を通れば合格する』と思って試験に臨んでほしい」と受験生にエールを送った。

自動改札機には鳥居を取り付け「合格にタッチ」

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