「多様性の理解を広げていこうというもの」静岡県が「パートナーシップ宣誓制度」3月1日スタート

静岡県は、婚姻が認められないカップルなどのための「パートナーシップ宣誓制度」を2023年3月から始めると発表しました。

「パートナーシップ宣誓制度」は婚姻が認められていない、あるいは、できないカップルが共同生活を行うことを宣誓し、証明するための制度です。

<静岡県男女共同参画課 山口精子課長>

「多様なカップル、家族の在り方を広く県民の皆様にお伝えし、性の多様性に対する理解を広げていこうというものであります」

現在、法律上の婚姻を結ぶことのできないカップルは、医療機関での病状説明や面会などの場面で「家族」として、認めてもらえないといった問題を抱えていますが、この制度によって、より安心できる環境づくりが期待されます。

静岡県では、事前受付を2月1日から県内5か所で始める予定で、制度は3月1日からスタートします。

© 静岡放送株式会社