日韓友好 草の根レベルで深めよう 民団岡山県地方本部が新年会

日韓の友好親善を誓い合った新年会

 在日本大韓民国民団岡山県地方本部の新年会が14日、岡山市北区駅前町の岡山韓国会館で開かれた。元徴用工問題で冷え込む日韓関係の改善を模索する動きが両国間に広がる中、草の根レベルの友好親善を一層深めていくことを誓い合った。

 関係者ら約50人が出席。同本部の金(キム)成植(ソンシク)団長は、岡山市と韓国・富川(プチョン)市の交流協定締結20周年を記念したイベントを昨年5月に開催したことに触れ「日韓関係には難しい問題もあるが、民間レベルで交流を深め、共存共栄、地域発展に向けて歩んでいきたい」と呼びかけた。

 来賓の李(イ)相烈(サンヨル)・駐神戸韓国総領事や県日韓親善協会の松田久会長らが祝辞を述べた。出席者は乾杯後、新年のあいさつを交わしながら歓談した。

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