「おでん電車」3年ぶり運行 2月6日~3月11日 崇福寺電停を発着 長崎電気軌道

 長崎電気軌道(長崎市)は、走行する路面電車内でおでんや酒を味わう「長崎おでん電車」を2月6日~3月11日、3年ぶりに運行する。2月22日まで前期分のチケットの販売を、今月20日正午からインターネットで開始する。
 「おでん電車」は、「かまぼこ生誕900周年」を記念し、市内のかまぼこ業者らでつくる「長崎かんぼこ王国推進委員会」などとの企画で2015年にスタート。20年に車両の内外装をリニューアルした「シティークルーズあかり」を導入したが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、予定より早く取りやめ、以降は休止していた。
 崇福寺電停発着で午後7時に出発。蛍茶屋、出島などを経由し、約1時間半で戻る。料金は1人4950円。長崎のかまぼこを用いたおでんと弁当、ビールなどの飲み放題が付く。定員は各便18人。日曜と2月23日は運休。
 後期(2月24日~3月11日)の販売は2月10日正午から。ネット販売、クレジットカード決済のみで、申し込みは同社ウェブサイト内の特設販売ページから。

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