北陸新幹線の駅舎見学会に応募した132人の個人情報漏えい 福井県越前市、18日間閲覧できる状態に

駅舎見学会の応募者の個人情報が閲覧できる状態だったとして謝罪する越前市幹部ら=2月24日、福井県越前市の市民プラザたけふ

 福井県越前市は2月24日、北陸新幹線越前たけふ駅駅舎見学会の参加者募集業務で、インターネット上の参加応募フォームから応募者の名前や住所など個人情報が18日間にわたり閲覧できる状態だったと発表した。委託業者が誤って、応募完了画面から過去の応募内容の集計結果を見られる設定にしていた。発覚時点で132人が応募していた。漏えいした情報の不正利用は確認されていないとしている。

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 市によると、駅舎見学会は市が事務局を務める実行委員会が3月25日に開催する。応募受け付け業務はJR西日本コミュニケーションズ北陸支社福井支店(福井市)に委託していた。募集対象は、丹南5市町に在住または通勤・通学する人。1月31日から2月17日までに代表者50人と同行者82人を受け付けた。

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