「事態の深刻さ再認識するよう」静岡市消防局長に市長が異例の訓戒と特別指導 不祥事相次ぎ

不祥事が続く静岡市消防局のトップに対して、静岡市の田辺信宏市長が異例の訓戒と特別指導を実施していたことが明らかになりました。

訓戒処分を受けたのは静岡市消防局のトップ、秋山義隆局長です。関係者によりますと、静岡市の田辺市長は、消防局で不祥事が相次いだことについて、「非常に遺憾であり、事態の深刻さを再認識するように」と3月15日付で訓戒処分を下したということです。

これに加えて、田辺市長は秋山局長に対し、組織の再構築や大胆な改革への取り組みを促す特別指導も実施していたということです。今回の特別指導では、昼夜問わず対応している隊員の活動や、それを支える職員について高く評価するとも添えています。

静岡市の消防局をめぐっては殉職者が発生する事故が続いたほか、元課長が飲酒運転の疑いで、職員が放火の疑いで逮捕されるなど不祥事が相次いでいます。

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