第94回都市対抗野球大会1次予選県大会最終日は20日、清原球場で決勝が行われ、エイジェック(小山市、栃木市)が2-0で全足利クラブ(足利市)を下し、3年連続4度目の王座に輝いた。
エイジェックは三回、1死三塁から木本凌雅(きもとりょうが)の中前適時打で先制。六回にも岡崎心(おかざきじん)の右中間二塁打で追加点を挙げた。投げては先発のエース金城乃亜(きんじょうのあ)から4投手の継投で相手打線を完封した。
全足利は終盤にかけて好機をつくる粘りを見せたものの、1点が奪えなかった。
最優秀選手賞は金城が受賞。敢闘賞に全足利の岩崎海斗(いわさきかいと)、首位打者は5割5分5厘でエイジェックの高上竜己(たかがみりゅうき)が輝いた。
両チームは29日から、茨城県日立市で開催される北関東大会に出場。エイジェックは茨城3位、全足利は茨城2位と戦う。