オナイウ阿道が所属するフランス1部のトゥールーズFCとキットサプライヤーのCraftは5日、2023-24シーズンに向けた新ホームユニフォームを発表した。
Toulouse 2023-24 Craft Home
トゥールーズ 2023-24 Craft ホーム ユニフォーム
23-24新ホームユニフォームは、少々懐かしい雰囲気のあるストライプ・デザインが登場。
22-23モデルはホワイトを基調にパープルのピンストライプがお洒落で、どこか90年代のユニフォームを思わせる配色だった。それに比べると今回は「2000年代以降の」トゥールーズらしいデザインとなっている。
ストライプは定番デザインであるものの、決して伝統的なものではない。だが今回のユニフォームにノスタルジーを覚えるのは、クラブが絶好調だった“あのシーズン”を思い出させるからだろう。
今回のユニフォームのビジュアルには新聞を読むヴァンサン・シエロの姿が。手にする新聞をよく見ると、そこには懐かしい選手たちが写しだされていることに気が付く。
メインで大きく写っているのは、06-07シーズンのユニフォームを着たヨハン・エルマンデル!
今回のユニフォームはサプライヤーがLotto時代の06-07モデルに着想を得ていることは間違いない。クラブはとくに明言していないが、小道具でしっかりとヒントを出している。
袖と脇のストライプが一本でつながるスタイルや首周りのクルーネックなど、今回の新ユニフォームが06-07モデルをベースにデザインしていることがよく分かる。
06-07シーズンはFWエルマンデルの活躍もありチームは大躍進。リーグ・アンを3位でフィニッシュし、予備選からとはいえクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
【関連記事】史上最高の「チャンピオンズリーグ専用ユニフォーム」10選
クラブは昨季のリーグカップ優勝により23-24シーズンはヨーロッパリーグ(EL)にグループステージから出場するが、今回のデザインには“06-07シーズンの勢いを再び”という願いを込めているのかもしれない。
ちなみにそのELにはリヴァプールやローマといった名門や、三笘薫が所属のブライトン、堂安律が所属のフライブルク、守田英正が所属のスポルティングもグループステージから出場する。
間もなく開幕する2023-24シーズンのリーグ・アン。トゥールーズは開幕節でリーグ王者パリ・サンジェルマンをホームに迎える。
レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!