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県警逮捕術大会が31日、天童市の県警察学校体育館で開かれ、警察官約130人が日ごろ訓練している技と力を競い合った。
逮捕術は柔道、剣道、空手道などの技を取り入れた警察独自の武術。凶悪犯などを取り押さえる際、自らの身を守り、確実に犯人を逮捕するため各警察署などで日々訓練が行われている。徒手のほか警棒や警杖などを使って対戦。男子は県内各署と執行隊、本部の19チームが、所属規模ごと三つのグループに分かれた団体戦で、女子は32人が個人戦で競った。
警棒同士の試合に出場した長井署地域課の中山優香巡査(22)は「現場では男性の容疑者と対峙することもある。現場で生かしていきたい」と話した。結果は次の通り。
▽団体A (1)鶴岡署(2)新庄署▽団体B (1)機動隊(2)村山署▽団体C (1)高速隊(2)尾花沢署▽個人・徒手対徒手 (1)鈴木ヒカル(新庄署)(2)亀井奈々(小国署)▽同警棒対警棒 (1)高橋真優(米沢署)(2)阿部茜(鶴岡署)
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