「あまりにも恥知らずだ!」日本に惨敗した中国女子バレー。原因は蔡斌監督の“大チョンボ”と母国憤慨!「なぜミスを繰り返すのか?」【ネーションズリーグ】

現地5月31日、パリ五輪出場を懸けたバレーボール・ネーションズリーグの予選ラウンド第2週が中国のマカオで行なわれ、日本女子は中国にセットカウント3―1(25-22、19-25、25-18、25-17)で勝利した。一方、中国では蔡斌監督への批判が殺到している。

アジア最上位になれば、文句なしで五輪出場権を獲得できる今大会。まだ、パリへの切符を手にしていない日本と中国にとっては、絶対に負けられない一戦だった。また、両国のファンにとっても手に汗握る試合となった。

中国メディア『捜狐』は「蔡斌監督は日本に負けるために、最悪の選手を先発起用した」と怒りの報道。「蔡斌監督はあまりにも恥知らずだ! 全国のファンの声を無視し、日本チームとの試合で相性の悪い王雲蕗をスタメン起用。それが日本チームへの最終的な敗北につながった」と見解を述べた。
続けて、同メディアは「王雲蕗が役に立たないのを見て、蔡斌監督は吴梦洁を出した」とレポート。試合の流れを変えた吴梦洁に対し、「吴梦洁は、非常に高い攻撃力と優れた守備でチームを救う役割を果たした。第2セットでは10得点をマークし、最も素晴らしいプレーヤーとなった」と伝えている。

また3年ぶりに代表復帰を果たしたリオ五輪MVPの朱婷を、蔡斌監督は第4セットから投入。同メディアは「なぜ蔡斌監督は、朱婷をスタメンに起用せずに、王雲蕗を優先するというミスを繰り返すのか?」と指揮官の采配に疑問を投げ掛けた。

最後に同メディアは「試合を振り返ると、最終的には無能な蔡斌監督、特に先発の王雲蕗のせいで負けてしまった」と強調。「もし、王雲蕗が先発として起用されていなければ、この試合は中国チームにとって間違いなく有利だったかもしれない」と嘆きが止まらなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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