陸上自衛隊秋田駐屯地は3日、無免許運転をした20代と異性のトイレに侵入した30代の自衛官2人をそれぞれ停職の懲戒処分にしたと発表しました。
処分を受けたのは、陸上自衛隊秋田駐屯地の歩兵部隊・第21普通科連隊に所属する23歳の陸士長と、土木作業等を担う第11施設群に所属する30代の3等陸曹です。個人の特定の恐れがあるとして、いずれも性別は公表されていません。
23歳の陸士長は、2023年4月23日から6月2日の40日間に、自身の所有する運転免許証の更新を怠り、有効期限の切れた無免許の状態で、自衛隊車両を2回、私有の車両を20回運転しました。陸士長が警察から職務質問を受けた際、身分を証明するために免許証を提示して発覚しました。勤務態度にも問題はなかったということです。秋田駐屯地は3日付けでこの陸士長を停職22日の懲戒処分としました。
また、30代の3等陸曹は2022年4月6日、秋田駐屯地内での宿泊勤務中に、異性のトイレに侵入しました。目撃した別の隊員から上司に報告があり、調査を行った結果発覚しました。勤務態度にも問題はなかったということです。秋田駐屯地は3日付けでこの3等陸曹を停職4日の懲戒処分としました。
