「早く親が来てくれれば」 宇都宮・御幸が原小で迷子のカルガモのひな保護

迷子になったひなを見守る児童たち

 宇都宮市御幸が原小付近で迷子のカルガモのひなが見つかった。同校が中庭の池に放すなどして見守っている。

 4日午後に同校付近の側溝で親鳥らしき1羽を近所の人が発見。教員が駆け付け側溝からひな2羽を救出したが、驚いたのか成鳥はいなくなっていた。

 校庭や隣接する病院の敷地でも7羽見つかり、計9羽を保護。野鳥は飼えず、親鳥の訪れを待つばかり。5日には2羽がいなくなり、3年小笠原瑞基(おがさわらみずき)さん(8)は「早く親が来てくれればいいのに」と願っていた。

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