「党本部に裁定は委ねたい」片山さつき参議院議員 静岡県知事選で相手候補支援 の「反党行為」か 自民党県連が党本部に申し入れへ

5月の静岡県知事選をめぐる余波についてです。自民党静岡県連は、片山さつき参議院議員が、野党が推薦する相手候補だった鈴木知事を支援したとして、近く党本部に事実関係の確認を求めて申し入れをする方針を決めました。

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自民党県連は6月7日、5月の知事選後初となる役員会を開きました。知事選をめぐっては、片山さつき参院議員が相手候補に応援ポスターの「為書き」を送るなど、党の決定に背く「反党行為」をしていたとして、浜松市浜名区の4つの支部が処分を求める上申書を県連に提出しました。

これを受け、県連は7日、近く党本部に事実関係の確認などを求めて申し入れをする方針を決めました。

<自民党静岡県連 増田享大幹事長>
「国会議員の場合は、県連でなんとかは規定上できない。党本部に裁定は委ねたいということで、私の方から党本部に相談させていただく了承をいただいた」

また、知事選をめぐっては、相手候補を支援した一部の浜松市議について今後、党紀委員会を含めた対応を協議するとしています。自民党県連は6月10日に県連大会を開き、城内実県連会長の後任として井林辰憲衆議院議員を正式に決定する予定です。

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