「リニア推進に向けての環境が完全に整った」静岡県知事交代に自民党特別委が“歓迎” 鈴木新知事が出席

静岡県の鈴木知事は6月7日、自民党本部で行われたリニアの特別委員会にも出席しました。会議の中で自民党側からは「リニア推進に向けての環境が完全に整った」と歓迎の声が聞かれました。

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<篠原大和記者>
「自民党本部です。鈴木知事がリニアに関する特別委員会に静岡の代表として自ら出席します」

7日、自民党本部で開かれた「超電導リニア鉄道に関する特別委員会」。会議の冒頭で、委員長を務める自民党の古屋圭司議員は、静岡県知事の交代を歓迎しました。

<自民党リニア特別委員会 古屋圭司委員長>
「これによって、いよいよリニア推進に向けての環境が完全に整った。2024年から新たなフェーズに入って行くと言っても間違いない」

会議には、JR東海の丹羽社長や沿線の知事らが出席し、各県の知事は地元でのリニア工事の進捗状況やリニア開業に向けて、まちづくりが進んでいることなどを報告しました。

鈴木知事は「水と環境はないがしろにできない」とした上で、「リニア推進の立場でJR東海との対話をスピード感を持って進めていく」などと述べました。

<鈴木康友知事>
「この自民党の委員会は、リニアを推進する上で大変重要な組織だと思っている。期成同盟会の一員として皆さんと歩調を合わせて、プロジェクトの推進に向けて努力をしていきたい」

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