【バレーボール】ホーム最終戦でスロベニアに快勝締め 先発復帰の石川祐希、高橋藍、西田有志ら躍動

スロベニアに快勝した日本の選手たち(Volleyball World提供)

バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド男子第2週福岡大会5日目(8日、北九州市・西日本総合展示場)、前回大会銅メダルの日本は、スロベニアに3―1で勝利。通算成績は6勝2敗となった。

ホーム最終戦を最高の形で締めくくった。0―3で敗れた7日のポーランド戦は、フィリップ・ブラン監督が「連戦による疲労が目立っていた」と分析し、主将・石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(サントリー)を温存。西田有志(パナソニック)もほとんど出番がなかった。

しかし、この日はそろって先発出場を果たすと、攻撃の要として躍動した。第1セットを25―23で先取。第2セットは19―25で落とすも、第3セットを26―24で取り返す。第4セットも25―21で奪い、白星を引き寄せた。

日本の次なる戦いは18日開幕のVNL第3週フィリピン大会。今夏のパリ五輪で金メダルに輝いた1972年ミュンヘン大会以来となる表彰台を目指すにあたり、ホームでの勢いをさらなる飛躍につなげたいところだ。

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