【RIZIN】八王子市職員戦士、宇佐美正パトリックに無念の1R・TKO負け 強烈な右フック被弾で失神

徳留一樹に勝利した宇佐美正パトリック(手前)【写真:山口比佐夫】

公務員のため今回の試合は無給

格闘技イベント「RIZIN.47」(9日、東京・代々木第一体育館/ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)第1試合、RIZIN MMAルール ライト級(71キロ)5分×3R

第1試合では宇佐美正パトリック(24=Battle-Box)が徳留一樹(37=パラエストラ八王子)に1R・TKO勝ちを収めた。

宇佐美は昨年4月のキム・ギョンピョ戦での一本負け以来、約1年ぶりのMMA戦。対する徳留は東京・八王子市の職員で試合をするのは21年3月以来、3年ぶりとなる。戦績は宇佐美が今回9戦目、徳留は33戦目と大きな差がある。

徳留は公務員のため今回の試合は無給。それでも「自分で決めたこと」と気合を入れていた。

お互い触り合う静かな立ち上がりも終わりは一瞬だった。宇佐美は徳留のアッパー、フックのコンビネーションを被弾し態勢を崩すとスクランブルの展開に。左ミドルからの右フックで徳留の顎を打ち抜きダウンを奪う。そのまま迫撃のパウンドを放つとレフェリーが慌てて試合を止めた。ENCOUNT編集部

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