15日(土)から16日(日)にかけ関東・東海でも「大雨」となる可能性 九州北部・中国・近畿・東海・関東甲信の「梅雨入り」はいつ?

12日(水)は、本州付近は東の海上に中心を持つ高気圧に覆われるでしょう。梅雨前線は大陸から南西諸島付近を通り、東の海上へのびる見込みです。北海道は気圧の谷や湿った空気の影響を受けるでしょう。

九州や四国は雲が広がりますが、中国地方から東北は大体晴れる見込みです。ただ、午後は山沿いを中心に雨や雷雨になる所があるでしょう。北海道は雲が広がり雨の所がある見込みです。
最高気温は所々で30度以上の真夏日となるでしょう。

山陰地方も高気圧に覆われて、大体晴れる見込みです。ただ、昼過ぎから湿った空気や日射の影響で大気の状態が不安定となり、雨や雷雨になる所があるでしょう。日中の最高気温は30度以上の真夏日になる所が多いでしょう。熱中症対策を万全に行ってください。

こうしたなか、気になるのが梅雨入りのタイミングです。
各地で30度を超える真夏日となる日が続きそうですが、週末は「大雨」になる所もあるかもしれません。石川気象予報士の解説です。

石川博康 気象予報士
「週末は広い範囲で雨となり、各地で梅雨入りの発表があるかもしれません。

梅雨前線は今後、14日・金曜日ごろまでは沖縄から奄美地方に停滞しますが、15日・土曜日ごろになると北上し、本州付近まで近づく見込みです。このため、西日本と東日本では雨の降りやすい天気になるでしょう。

九州北部・中国・近畿・東海・関東甲信で梅雨入りの発表があるかもしれません。

また前線上を低気圧が西から東へと進むため、通過するタイミングで付近では大雨になる可能性があります。

15日・土曜日から16日・日曜日にかけて四国や本州の太平洋側では雨の量の増える可能性があります。関東や東海でも大雨となる可能性がありますので、今後の情報に注意してください。

週明けも梅雨前線は本州付近に停滞する見込みで、梅雨空が続くでしょう。

梅雨入りしていない地域では14日・金曜日ごろまでは晴れの日が続くので、今のうちに梅雨への準備をしておきましょう」

最後に島根県の向こう一週間の天気です。
12日から14日にかけては、おおむね晴れるでしょう。その後は雲が広がり、15日は雨が降る見込みです。

最高気温は、平年より高い日が多く、かなり高い日もあるでしょう。最低気温は、平年並みの見込みです。

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