ソフトバンク小久保監督、交流戦MVPの日本ハム水谷瞬を祝福 教え子に移籍決定後も助言していた「絶対、いらんことをするなよ」

4月に行われた日本ハムーソフトバンク戦の試合前に小久保監督(左)にあいさつする日本ハム・水谷(撮影・伊東昌一郎)

◆ソフトバンク全体練習(19日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクが全体練習を再開した。貯金22をつくり、2位ロッテとは9ゲーム差で首位を独走。21日のロッテ戦(北九州)からパ・リーグ同士の対戦が再開する。

交流戦ではソフトバンクから現役ドラフトで日本ハムに移籍した水谷瞬がMVPを獲得した。昨季まで2軍監督として指導してきた小久保裕紀監督も新天地での活躍を喜び、祝福した。

小久保監督は昨秋、水谷について「今だったら(1軍で)勝負できるぐらいだと思う。だいぶ型が見つかってきている」と評価していた。

その後、現役ドラフトで移籍。「ジェシー(水谷)も型が見つかったけど、いつもオフにいろいろやってくるから。だから、昨年も(移籍が決まったあと)オフに『絶対、いらんことをするなよ』という話しをしていた。今のを軸に考えるならいいけど、根本的なところを変えようという発想は絶対にやめた方がいいという話をした。ドミニカ行ったり、ユーチューブ見たりして、築いたものを根底から変えようとするからね。(今は)あんまり大きく変わっていないですね」と話した。

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