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あいの風とやま鉄道の昨年度の利用者が前の年度と比べ、およそ73万人増加しました。
コロナ禍前の2019年度に近づきつつあります。
20日開かれた利用促進協議会での報告によりますと、あいの風とやま鉄道の利用者数は、昨年度1446万8千人で、前の年度と比べ72万9千人、率にして5.3%増加しました。
去年5月、コロナ5類移行に伴い、国内外からの観光客が増加したことが要因とみられます。
今年1月の能登半島地震で伸び率は低減しましたが、あいの風とやま鉄道はコロナ禍前の水準に戻りつつあるとしています。
利用の回復や運賃改定、燃料高騰対策などの補助金で、最終利益は2億100万円と、開業以来最大となりました。
あいの風とやま鉄道では、来年度以降、現在の2両編成の一部に「中間車両」を連結した3両編成を運行する計画で、定員を250人から400人に増やし利便性の向上を図ることにしています。