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沖縄戦の戦没者が眠る本島南部からの土砂調達を視野に入れた普天間基地の移設計画の撤回を求め、遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんが、20日からハンガーストライキを開始しました。
普天間基地の辺野古への移設をめぐり、埋め立て工事に使用する土砂の採取候補地として沖縄戦の戦没者が眠る本島南部などがあげられています。
遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さんは、岸田総理に南部の土砂を使わないよう計画の撤回を求めていましたが岸田総理がおとといまでに、撤回を明言しなかったため、総理が慰霊の日の式典に参列することに抗議し、20日からハンガーストライキを始めました。
▽具志堅さん街頭演説
「(総理が)沖縄に来て戦没者に哀悼の誠を捧げる。同時に戦没者の遺骨を海に捨てる」
「相反することをやろうとしていることに対して、抗議のハンストです」
ハンガーストライキは慰霊の日まで実施する予定だということです。