「世界1位に勝ったのか!」強豪ブラジルを撃破した日本女子バレーに中国メディアが驚愕!「信じられない」「またアジア2位に落ちた…」【ネーションズリーグ】

初のメダル奪取に深夜の日本列島が歓喜した。

現地6月22日、タイのバンコクで女子バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)の準決勝が開催され、世界ランキング7位の日本女子代表が同1位の強豪ブラジルと対戦。これまで重要な局面で幾度となく行く手を阻まれてきた天敵に対して、日本は序盤から堂々たるパフォーマンスを披露。がっぷり四つに組んだ白熱の攻防戦はフルセットに持ち込まれ、日本が3-2(26-24、20-25、25-21、22-25、15-12)で競り勝った。

これで日本はVNLで初となる決勝進出を果たし、銀メダル以上を確定させた。日曜日に行なわれるファイナルで雌雄を決するのは、ブラジルに代わって世界ランキング1位に躍り出たイタリアである。
見応えある激闘を興味深くレポートしたのが、中国スポーツメディア『捜狐体育』だ。「日本は世界1位に勝ったのか!」と驚きを隠せず、「パリ五輪で同じ組となった最大のライバル、ブラジルを相手に、日本は大接戦を繰り広げて白星を掴んだ。なんと素晴らしい結果と内容だろうか」と脱帽。そのうえで「ブラジルは今大会で13連勝の無敗をキープしてきた。そんな絶好調のチームを向こうに回して、日本は最後まで辛抱強く戦い抜き、世界1位の座からひきずり下ろしたのだ。信じられない!」と興奮気味に伝えている。

一方で、日本の最新ランキングに関してはボヤきが聞こえてくる。「準々決勝で日本は控えメンバー中心の中国をストレートで下し、今回はブラジルにも勝った。日本は343.03ポイントで世界ランキング6位にアップし、341.89ポイントの中国を追い抜いた」と説明し、「中国はふたたびアジア2位に落ちたのである」と嘆いた。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社