「地元企業の技術生かす」高校生がブロッコリーの菓子開発 北陸道SAで販売 石川・加賀市

石川県加賀市特産のブロッコリーを使い、地元の高校生が企業と協力し新しい菓子を開発しました。

大聖寺実業高校ビジネス課の3年生6人が開発したブロッコリーの菓子の名前は、「ブロマンジュ」。健康を届けたいという思いから万寿(まんじゅ)という言葉が入れられました。

ブロマンジュは普段は廃棄されるブロッコリーの葉をペースト状にして作られた饅頭で、地元企業の粉砕技術や菓子メーカーのノウハウがいかされています。

加賀市の北陸自動車道尼御前サービスエリア下り線で、25日から販売が始まり、開発した生徒たちがブロマンジュをPRしました。

大聖寺実業高校・上出さくらさん「石川の素材、ふんだんに使いました。甘いものが苦手な方でも食べやすく仕上げている」

ブロマンジュは、売り上げの一部が能登半島地震の復興に役立てられるほか、11月に全国の高校生が食の商品開発を競う「フードグランプリ」にも出品するということです。

© MRO北陸放送