幼保・学校職員に コロナワクチン接種キャンセル時、接種対象を拡大 糸魚川市

 糸魚川市は15日、新型コロナウイルスワクチン接種の予約にキャンセルが出た場合の対応として、市内の市立・私立保育園、幼稚園、市立小、中、特別支援学校の職員に接種を始めると発表した。

 キャンセル時の対応はこれまで通り、医療従事者や高齢者施設従事者から優先的に接種を行い、新たに教職員、保育士らを対象に加える。市は目的を、ワクチン接種の対象年齢から外れている子どもへの感染リスクを低減するためと、希少なワクチンの廃棄を避けるためとしている。

 集団接種会場または個別医療機関でキャンセルが出た際に市教育委員会事務局を通じて各園や学校へ連絡し、対応可能な職員が接種を受ける形になる。

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