要請「応じる」12市町村 宮交地域間バス支援

 宮崎交通(宮崎市)が22市町村間で運行する路線バス「地域間幹線」の維持を巡り、県や市町村に要請している3億円超の財政支援について、12市町村が要請に応じる方針で、10市町が態度を保留していることが16日、宮崎日日新聞が実施した緊急アンケート調査で分かった。「応じない」と回答した市町村はなく、ほとんどが公共交通として路線維持が必要との見解を示した。一方、持続可能な路線網の再構築を求める声や、既に独自の路線支援を行っている自治体からは追加の負担を慎重視する意見もあった。

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