大谷が2戦連発の22号 エンゼルス3連勝で再び貯金1

【タイガース3-8エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

2試合連続2ケタ安打と打線好調のエンゼルスは、今日も長打に小技を交えながらタイガース投手陣を攻略。12安打8得点で連勝を3に伸ばし、再び貯金を1とした。エンゼルス先発のパトリック・サンドバルは6回途中まで81球を投げて被安打4、奪三振9、与四球2、失点3の力投を見せ、今季2勝目(2敗)をマーク。7回以降はリリーフ陣がタイガースの反撃を無得点に封じ、8対3で勝利を収めた。

エンゼルスは1点リードで迎えた3回裏に大谷翔平の22号2ランとジャレッド・ウォルシュの17号2ランで4点を追加し、2点差に迫られた直後の6回裏にはデービッド・フレッチャーのスクイズで1点を追加。8回裏にはフレッチャーのタイムリー二塁打などでさらに2点を追加して勝利を決定付けた。前カードのアスレチックス3連戦でスイープを喫したものの、直近12試合で9勝3敗と勢いに乗っているエンゼルス。この期間中、打線は1試合平均7.1得点を記録し、快進撃の原動力となっている。

エンゼルスの大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、第1打席は空振り三振に倒れたものの、3回裏の第2打席でタイガース先発のウィリー・ペラルタの速球を逆方向へ弾き返し、2試合連発となる22号2ラン。本塁打ランキングでメジャートップのブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に1本差に迫った。第3打席はチャンスでファーストゴロに倒れ、6回裏の第4打席は一塁が空いていたため申告敬遠。第5打席はレフトフライに終わり、4打数1安打2打点1四球で今季の打率は.272、OPSは.998となった。

大谷は直近5試合で5本塁打と再び量産体制に入っており、日本時間6月18日のタイガース戦で先発して勝利投手になっていることを考えると、2018年9月以来3年ぶり3度目となる週間MVPに選出される可能性も十分にありそうだ。

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