8日から全九州高総文祭長崎大会 放送など8部門1300人参加

 九州で文化、芸術活動に取り組む高校生の祭典、「第5回全九州高校総合文化祭長崎大会」(九州高校文化連盟、県高校文化連盟主催)が8~12日、長崎市などで開かれる。放送や書道など8部門で作品展やコンテストなどを開き、生徒らが文化を通じて交流。総合開会式は10日午後1時から無観客であり、オンラインで視聴できる。
 全九州高総文祭は2017年から開催、本県では初開催。長崎大会のテーマは「花束」。生徒や引率者など約1300人が参加し、同市の長崎ブリックホールや県立総合体育館、諫早市の諫早文化会館などを会場に部門ごとに展開。総合開会式は県内の生徒が企画、運営を担い、テーマに沿った手作りのパフォーマンスなどを行う。
 各会場とも新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、観覧は関係者などに限定される。県高文連事務局は「いつも通りの形ではないが、生徒に発表の場を何とか提供したいという思いで準備を進めてきた。文化を通じて交流しながら、長崎の町を味わってほしい」とした。
 総合開会式のオンライン試聴の詳細は県高文連ホームページで。

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