大村湾望む新チャペル「EFFORIA」 パサージュ琴海にオープン

目の前に大村湾の美しい景色が広がる新チャペル=パサージュ琴海

 長崎市琴海戸根原町のホテルパサージュ琴海に、大村湾を見晴らす新しいチャペル「EFFORIA」(エフフォーリア)が完成した。運営するパサージュ琴海(同市)が4月に設立30周年を迎えるのを前に、ブライダル事業の新たな魅力として3月1日オープンする。
 同社によると、エフフォーリアはギリシャ語で「強い幸福感」の意味。外観はホテルと合わせた白色で、全体に円形にこだわったデザイン。360度見渡せる屋上では、バルーンリリースなどの演出もできる。
 チャペル内は正面に高さ6メートルの大窓があり、海と山々のパノラマが広がる。60人収容の参列席は、後方の座席位置が徐々に高くなるシアター形式。新型コロナウイルスに対応し循環型の換気システムも備えた。
 小泉温彦総支配人は「大村湾のロケーションを屋内からでも存分に楽しんでいただける。いろんな使い方ができるので、コロナ禍の打撃を受けるブライダル業界全体の盛り上げにもなれば」と話している。


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