【新型コロナ】横浜で3人死亡、754人感染 病院など4施設で新クラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は8日、新たに80代~90代の女性3人の死亡と、10歳未満~100歳代の男女754人の感染が確認されたと発表した。重症2人、中等症3人、軽症735人、無症状5人で、9人の症状が分かっていない。

 亡くなった3人のうち、90代女性は市内の特別養護老人ホームに入所しており、3月27日に発熱。翌28日に陽性が判明し、30日に死亡した。ホームでは女性を含む利用者ら計26人の感染が確認され、市は8日に新たなクラスター(感染者集団)と認定した。

 80代女性はクラスターが起きている市内の別の特別養護老人ホームに入所していた。ホーム内で感染者が確認されたことから、3月31日に検査したところ陽性が判明。同日亡くなったという。これまでに計36人の感染が判明しており、死者は初めて。

 新たなクラスターは計4件。特別養護老人ホームのほか、徳田病院(鶴見区)、緑協和病院(青葉区)、障害者通所施設で発生した。

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