「密です」-。長崎大(長崎市文教町)水産学部前の人工池で、10匹以上のカメが仲良く甲羅干しする姿が愛らしいと、教職員や学生らの話題となっている。
同学部によると、冬眠期を除く3~10月ごろ、晴れた日にコンクリートのブロック(長さ約2メートル、幅約50センチ)の上で気持ちよさそうに“日なたぼっこ”している。池には20匹ほどいるため、時にはブロックに上れないカメも出てくるらしい。
コロナ禍で密を避ける生活様式が求められる人間社会を横目に、折り重なって日中を過ごすカメたち。「1日中くっついていて、どういう気持ちなのかな」。職員の一人は半ばあきれ顔だが、ちょっぴりうらやましげ。
カメの生活様式「密です」 仲良く“日なたぼっこ” 長崎大の人工池
- Published
- 2022/05/10 11:00 (JST)
- Updated
- 2022/05/11 12:41 (JST)
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