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長崎バイオパーク(西海市西彼町)など全国5動物園のカピバラがスイカの早食いを競う「カピリンピック」が27日あり、昨年3位だったバイオパーク代表のコナ(雄、8歳)は惜しくも2位だった。
「カピバラの露天風呂協定」を結ぶ同園と静岡、埼玉、栃木、石川各県の動物園によるコラボ対決で7回目。それぞれ代表1頭が、約500グラムにカットした皮付きスイカを完食するタイムで争った。
午後の暑いさなか、4番手で登場したコナは飼育員や来園客らの熱視線をよそに、かぶりついては口をもごもごさせるなど旬の味をじっくり堪能。昨年を1分9秒上回る2分26秒でたいらげて暫定1位に躍り出たが、最後に挑戦した埼玉県こども動物自然公園(東松山市)のヘチマ(雌、3歳)が2分2秒のタイムを出し、2位に後退した。
バイオパークの飼育担当者、板垣華奈子さん(29)は「思っていたより、いいタイムが出た。よく頑張った」と健闘をたたえていた。