【佐野】キャンピングカーユーザーを招いた地域活性化企画キャンプ「飛駒RVキャンプ」が22日、飛駒町の根古屋森林公園などで開かれた。参加者たちはキャンピングカーでの宿泊を前に、飛駒和紙や地元産のそば粉を使ったそば打ち体験など、飛駒地域の地域資源を堪能した。
「飛駒のSDGsを考える会」が主催し、県内外のキャンピングカーユーザー14人が参加。他地域でのキャンピングカーによる活性化事例などを共有し、飛駒地域や市の今後の取り組みの方向性、可能性を検討するために開かれた。
参加者は根古屋森林公園に10台のキャンピングカーで集合。キャンピングカーを使った旅を15年以上、定期的にしているというコンサルティング会社社長の相馬功(そうまいさお)さん(56)=さいたま市在住=は「自分も市出身なので、地域の良さを知ってもらうためにどんなことができるか、皆さんと考えていきたい」と話した。
一行は同公園の敷地内にある飛駒和紙会館を見学し、そば店「根古屋亭」で従業員の指導の下、そば打ちを体験。その後、飛駒小跡地を見学した。夜は根古屋森林公園でバーベキューを楽しみながら、地域住民と意見交換した。