岡山県と岡山市は24日、同市の後楽園と岡山城で11月18日から、ライトアップイベント「秋の幻想庭園」と「秋の烏城灯源郷」を開催すると発表した。錦秋に染まる名園と天守閣一帯を華やかに演出する。同27日まで。
会期中の開場時間は後楽園、同3日にリニューアルオープンする岡山城天守閣ともに午後8時半まで。幻想庭園は園内のモミジや、芝生などに並べた和傘200本を、色とりどりの明かりで照らしだす。沢の池に浮かべた小舟での和楽器演奏もある。烏城灯源郷は岡山城天守閣前広場に、扇形のライトを設置。石垣に「金烏城」をテーマにしたプロジェクションマッピングを行う。
初日は午後5時から岡山城天守閣前広場で共通の点灯式を開く。後楽園と天守閣は入場料が必要。問い合わせは、後楽園事務所（086―272―1148）、岡山城管理事務所（086―225―2096）。
幻想庭園は県と後楽園魅力向上委員会が主催し、同市と山陽新聞社が共催。烏城灯源郷は同市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくる実行委員会が主催する。新型コロナウイルス対策として、岡山城では入場制限を行う場合もある。
