囲碁愛好家119人 盤上で火花 倉敷で吉備真備杯大会

愛好家が熱戦を繰り広げた吉備真備杯くらしき囲碁大会

 第12回吉備真備杯くらしき囲碁大会(倉敷市など主催)が18日、同市真備町箭田のマービーふれあいセンターで開かれ、小学生から90代まで県内外の愛好家119人が盤上で火花を散らした。

 実力別の一般4クラスと中学生以下の部に分かれ、一般は3局、中学生以下は4局ずつ対局。参加者は真剣なまなざしで碁盤を見つめ、小気味よい音を響かせながら石を打ち合った。

 玉野市、会社員男性(64)は「普段対戦しない相手と勝負できるのが楽しい」と話していた。

 奈良時代に中国から囲碁を伝えたとされる倉敷市ゆかりの吉備真備にちなみ、小学生の全国大会「こども棋聖戦」と併せて行った。

 全勝者は次の皆さん。(敬称略)

 【一般】Aクラス 香山靖彦、林昌幸▽Bクラス 阿久根幸雄、平田悠樹、水野敏▽Cクラス 井形雅典、井上節夫、坂田良雄、村上修一、鷲見篤美▽Dクラス 磯崎勝治、上野房男、内田孝、木口輝、穂岐山泰章

 【中学生以下】井上璃子、渋谷咲羽、渋谷朱里

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