電子マネー購入 説得して詐欺防ぐ 水島署など コンビニにまた感謝状

 特殊詐欺被害を防いだとして、水島署と水島防犯連合会は、セブン―イレブン倉敷連島町店(武野巧オーナー、倉敷市連島町連島)と店員の相木龍さん(21)に感謝状を贈った。

 同署などによると11月16日夜、来店した60代男性から電子マネー3万円分の購入を相談された相木さんが武野沢江店長(59)に報告。男性が「パソコンにウイルスが入った。アラームが爆音で鳴り、1時間以内に電子マネーを買わないと鳴りやまないと言われた」などと話したことから詐欺と判断、連携して110番し、購入をやめるよう説得した。

 播磨憲太郎生活安全課長から感謝状を受け取った2人は「最初の段階で気付けて良かった。(詐欺の条件に)一つでも当てはまったら通報するよう店全体で徹底していく」と話した。

 同店への感謝状贈呈は今年に入り2回目。

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