全国高校駅伝 きょう号砲 諫早、瓊浦とも主将が1区

本番での力走を誓う男子の瓊浦と女子の諫早=西京極総合運動公園

 男子第73回、女子第34回全国高校駅伝大会は25日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)発着コース(男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロ)で行われる。男女とも都道府県代表の47校が出場。長崎県勢は男子の瓊浦が7年ぶり6度目、女子の諫早が4年連続28度目の都大路に挑む。スタートは女子が午前10時20分、男子が午後0時半。
 男子は昨年5位の佐久長聖(長野)が有力。エース吉岡を筆頭に、留学生なしでも5000メートル13分台の選手を複数そろえている。倉敷(岡山)、西脇工(兵庫)などが対抗馬。瓊浦は20位台に照準を合わせる。
 女子は諫早が2年連続入賞を目指す。3年生主体の布陣で今年も好チームに仕上げてきた。過去4大会で3位以内を逃したことがない仙台育英(宮城)と神村学園(鹿児島)、昨年2位の大阪薫英女学院が3強に挙げられる。
 24日はスタジアムに隣接する京都市体育館で3年ぶりに開会式を実施。昨年の男子を制した世羅(広島)の小島悠生主将が「これまで支えてくれた多くの方々に感謝をして、都大路を駆け抜けます」と選手宣誓した。


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