田舎力甲子園で全国2位! 北松西高「高校生としまさるく」で優秀賞

優秀賞に輝いた濵田さん(左)と岩坪さん=北松小値賀町(北松西高提供)

 全国の高校生から地域活性化策を募る「田舎力甲子園」で、長崎県北松小値賀町の県立北松西高(橋本豪校長、24人)が取り組んだ探究活動が全国2位に当たる優秀賞に輝いた。
 田舎力甲子園は福知山公立大(京都府福知山市)が2013年から開き10回目。今回は「若い感性でニッポンの田舎を元気にする」をテーマに、54のグループ・個人が出場した。
 北松西高の活動は、2年の岩坪果恋(かれん)さん(16)と濵田愛羅(あいら)さん(17)による「~高校生としまさるく~in OJIKA island」。2人は同校の地域探究活動の観光班に所属し、自ら観光客に島の魅力を伝えるガイドで活動。高校生観光ガイドを観光資源として地域活性化に結び付けた活動が評価された。
 11日、最終選考に進んだ11グループがオンラインで発表し、入賞者が決まった。岩坪さんは「受賞できると思っていなかったので驚いた。協力してくれた皆さんが喜んでくれてよかった」、濵田さんは「活動に自信が持てた。今後も島の魅力を少しずつ発信していきたい」とそれぞれ話した。

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